肺炎の影がなかなか消えない時は、肺癌も考慮すべきです
先日、
この患者さんは2週間前に発熱を主訴に来院し、
CTを見ると、右肺の上葉に浸潤影(白い影)があり、
よって肺炎だけでなく、肺癌(特に浸潤性粘液性腺癌)
画像所見と病気は必ずしも一対一対応ではありません
CTで肺炎は肺癌と区別がつきにくい場合がしばしばあります。
以下にお示しするように、両者ともCTで浸潤影を示し、
このように画像所見と病気は必ずしも一対一対応ではなく、
肺癌など肺病変のセカンドオピニオンも承っております
当クリニックでは肺癌など肺の病気に関するご相談も承っております。お気軽にお問い合わせ下さい。
1. Nambu A, et al. Imaging of community-acquired pneumonia: Roles of imaging examinations, imaging diagnosis of specific pathogens and discrimination from noninfectious diseases. World J Radiol. 2014; 6:779-793.
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