その他

趣味について

フライフィッシングには奥深い魅力があります

今回は趣向を変えて、私の趣味である渓流でのフライフィッシングについて紹介させていただきます。
フライフィッシングとは、魚の餌となる昆虫等を模したフライ(毛鉤)を使って魚を釣る釣りのことです。
フライフィッシングは趣味に関する多くの要素を含んだ、かなり奥深い釣りです。
下準備として、その季節に水辺にいる昆虫を調べ、それを模したフライを自宅で作ります。
そして実際に釣りに出かけますが、アクセスの良い集落を流れる里川に行くこともあれば、数時間山歩きをして源流に赴くこともあります。
釣りを始める時には実際に水辺にいる昆虫を観察し、使用するフライを選択します。
魚がいる場所、いそうな場所を探し、正確にキャンスティング(フライを飛ばすこと)をします。
そして警戒心の強い魚に怪しまれないように自然にフライを流し、魚が口にするのを待ちます。
自分で作ったフライを用い、イメージ通りのキャスティングで魚が釣れた時の達成感は何事にも変え難いものがあり、この釣りの醍醐味だと思っております。
この写真は秋に蜘蛛を模したフライで尺サイズのヤマメを釣った時の写真です。魚の口にフライが咥えられているのがわかると思います。

趣味があってこその仕事、仕事があってこその趣味だと思います

渓流に身を置くことで画像診断で疲れた目を木々の緑で癒し、また心身ともにリフレッシュできます。
無心で釣りをしている最中、ふとした瞬間に難解な症例の診断の糸口が思いつくこともあります。
画像診断医(放射線医)は他の科の医師に比べて、比較的時間面でゆとりがあり、このように休日に趣味を楽しむことも可能です。
趣味があることでメリハリがつき、仕事にもしっかりと従事できるものと考えております。