画像診断

乳癌検診

乳癌検診の際にはマンモグラフィだけでなく、超音波の併用もご検討ください。

乳癌の検診として、マンモグラフィは広く普及しております。
乳腺組織の豊富な若年者が検診を受ける際には、マンモグラフィだけでなく超音波も受けることをお勧めします。
マンモグラフィでは正常な乳腺組織は白く、そして乳癌も白く映ります。そのため、乳腺組織が豊富な場合、癌が乳腺組織に隠れて見つけにくいからです。
マンモグラフィを読影して異常なしと判断されたにも関わらず、乳癌が隠れて存在していたということはして決して珍しくありません。
マンモグラフィに加え、超音波も行うことで乳癌の検出能は高まります。妻にも検診を受ける際にはそのように勧めております。


当クリニックでは乳癌画像のセカンドオピニオンも受け付けております。

以前にご質問を受けたことがありますが、当クリニックではマンモグラフィのセカンドオピニオンは行っておりません。
モニターでマンモグラフィの読影を行うには、500万画素以上の高解像度のモニターが必要であり、当クリニックには対応するモニターは設置しておりません。
また、マンモグラフィは主にスクリーニングとして病変の有無を判断するための検査であり、病変の詳細な評価は困難です。よって、マンモグラフィのセカンドオピニオンを受けるくらいであれば、他の検査(超音波やMRI)で詳しく調べた方が患者様にとって有益だと考えるからです。
もちろん、乳癌のCTやMRIに対するセカンドオピニオンは当クリニックでも対応いたしますので、ご相談いただければと思います。

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